造園で庭を雅やかに彩る|庭から生まれる家屋の風格

剪定

良い木の育て方

剪定が必要な理由

庭

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」ということわざがあります。桜は切口から腐りやすいために、過度の剪定をしてはいけません。逆に梅は、切口の回復が早く、芽を出す力がかなり強い植物です。梅の木の剪定をしなかった場合、景観が悪くなるだけでなく、他にも悪影響があります。例えば、花のつき方です。梅の花は短い枝につく性質があるため、放置して伸び放題の梅の枝には、まばらにしか花がつかず、実も小さくなります。当然他の植物と同じように、日当たりや風通しの問題もあります。鬱蒼とした木に病害虫が大量に発生することもあります。病害虫は、アブラムシ、ウメケムシなどです。そのため、梅の木の剪定は、育てる上で特に欠かせない要素となります。

剪定のポイント

梅の木の剪定をする場合、剪定バサミだけでなく、ノコギリを使います。梅の木は一年でかなり成長するため、剪定バサミだけでは、対応が難しくなるからです。特に何年も剪定していない梅の木ならば、ノコギリは必須です。 将来の樹形を想像して、不要な枝は根元から切ってしまいます。梅の木に限って言えば、その生命力のために、枝の途中から切っても枝の勢いを増すばかりで、返って逆効果となってしまいます。木の内側を向いて伸びた枝は不要なので、切り除きます。梅は枝先に花をつけるため、高い位置に実がなる特徴があります。収穫を目的とする場合、高く伸びすぎた枝は切り除いた方が効率的です。 梅の木の剪定の時期としては、梅の木が休眠状態になる7月から1月が向いています。もしこの時期に剪定を行えなかったとしても、1年間のどこかで必ず行う必要があります。